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Shoji Times

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2012年 02月 22日

古いコラムを読んで感じました

先週、デスクの整理をしていたら新聞のコラムの切り抜きで出てきました。10枚ほどあった中で

当時気になったらしくマークしてあったところがあったので見直したら成程と感ずるところがありました。

ご紹介したいと思います。コラムの投稿日は2010年2月でした。

「立川談志さんが国会議員をしていた時、自宅を新築する資金に困り、派閥の長、故大平正芳首相(当時蔵相)

から3000万円を借りたことがある。◆返済しようとしたら利子が付いていた。談志さんは文句を言いに

でかけたという。『利子なんか付くんだったら、わざわざ、あなたから借りやしないや』これに対する

大平氏の答えがいい。『利子をつけないと、君のプライドを傷つけやしないかと思って・・・・』

◆演芸評論家、吉川潮さんの聞き書きで『人生、成行きー談志一代記』(新潮社)で回想している。

大平氏が心得ていた金銭に対するデリカシー。いわば「常人の感覚」が時節柄すがすがしく感じられます。

ところでいかに親からであろうと12億円の贈与を受けていたのに全然知らなかったと答えた鳩山氏の感覚との

違いや、自分の政治資金処理で元秘書ら3人が起訴されながら政治的リーダーを続けている人に対しては

多くの人は一抹のむなしさを感じているでしょう。

偶々古いコラムを読んだ私の感想ですが当事者の二人とも今は故人となっていますがいい勉強になりました。

現在の国会の議員のやりとりがテレビで放映されますが、がっかりするようなレベルです。

少しデレカシーを求めたいと私は感じます。

by shoji1927 | 2012-02-22 10:30


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