2012年 02月 08日
漫画家でアンパンマンの著者である「やなせたかし」さんのエッセイを読んで共感しました。 私がそれを読んだ時は彼が91歳で書いたものでしたから今は93歳でしょう。 彼は多分現在でも現役でアニメを書いているのでと思います。 それだけでも凄いと思うのですが全然力みを感じさせない人柄の方だと思います。 (実際にお逢いしたことはありませんが)その一文をご紹介したいと思います。 『人生は最初の頃はゆっくりしている。そのうちに加速度がついてきて眼にもとまらぬ速さになり、 急坂をころげ落ちるように老いてゆく、まして生身の人間だから細胞が衰弱してゆくのはしかたない。 昔は人生50年だったが現在は約80年というところだろうが僕はK点を超えてしまった。 余生はほんの僅かしかない・・・・・』この辺は正に同感です。 更に『世の中には元気老人という特殊なひとがいる。僕はそうではない多病で何度も大手術を受け ポンコツのボロ車を修理しながら迷路を走っている。しかたがないこれが僕の天命だから・・・』 以上はほんの抜粋に過ぎないのですが私の心に響くものがありました。 『人間にとって生きてゆく最大の喜びは人を喜ばせることだ。それに気づいたのは60歳過ぎだった』 これはエッセイの最後のあたりの文です。今私はアンパンマンを読もうと思っています。
by shoji1927
| 2012-02-08 10:20
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